女風指名2人目~S系人気セラピスト~
前回の利用後、犬くんは変わらずに丁寧なDMを送ってくれていたのでやり取りを続けてはいたのだが、性感マッサージという点で完全に不完全燃焼だった私はもう1人気になっているセラピストが居た。
それがお店のランキング上位に入っていたS系セラピスト、通称Sさんだ。
Sさんは高身長イケメンということもあってか、歴がそんなに長いわけでもないのにメキメキと順位を上げていた。
話している様子を見ると真面目で誠実な感じがしていて、S売りをしているのに少し違和感があるくらいだった。
Sさんも犬くんと同じくフォロバとともにDMをくれており、数往復のやり取りはしていた。
閑古鳥鳴き気味の犬くんと違い、人気で休日の予約がすぐ埋まってしまうため、思い切って平日の夜に予約を入れた。
その日は私以外に2人に接客をしてから来るようだった。すごい
そして待ち合わせ場所で待っていると、ホテルが立ち並ぶ側の道から歩いてきた男性から
「〇〇ちゃん?」
と声をかけられた。
ちょいダサのくたっとしたシャツを着たSさんだった。
「ごめんねえ、待った?行こっか」
「あっ全然タメ口でいいからね~」
「〇〇ちゃんはさあ~」
と明らかにその道のプロと言った感じの慣れた口調で、軽快に言葉が飛び出してくる。
そのこなれ感が正直、誠実な印象とは違っていた。
犬くんの時はDMからすべてタメ口だったため自然とタメ口で話せたが、Sさんにはなかなか難しかった。
初っ端からちゃん付けで呼ばれたことすら意外だった。
困惑しながら前回と同じホテルに入り、同じように挨拶、カウンセリングと進んで行く。
DMのやり取りをしていた頃は利用したことがないと話していたので、「実は」と2度目の利用であることも話した。
カウンセリングの進め方も手持ちのオイルの種類も、セラピストによって全然違うものなんだなあと思った。
そしてまたしても処女であることがバレる質問には適当な回答をした。
前回バラバラで入ったお風呂だが、
「何で~?一緒に入ろ?」
「これくらい暗くするから!」
とSさんの上手い口車に乗せられ一緒に入ることになってしまった。
一緒に入る予定ではなかったけど、前回は日の目を見なかったせっかく着てきた新品の下着を見せられるしまあいいか、と思った。
そしてシャワーを浴びる前に手を触られ手を合わされ「手ちっちゃいね」と言われた。
ここで可愛いことが言えないのが喪女というもので、「私全然小さい方じゃないですよ」と言っておいた。
そして顔を見つめられる。
が、
見れない。
前回はキスの距離まで来ても目を閉じなかったのに今回は全然見れない。
とにかく顔が良い上に、予約を決心したり予習をするためにその日までずっと見ていた顔だったので恥ずかしさが大勝利してしまう。
その日は見つめられると「ドゥフフ」とキモ笑いを繰り出すという作業を100回くらいした。
そしてキス。
犬くんの時にはほとんどされなかった触れるだけのキスをしてもらった。
舌が入ってきても前回と同じく気持ちいいという感覚にはなれなかったが、唇が離れた瞬間に
「今のちょっと気持ちよかった♪」
と言われたのがうれしかった。
そうか、気持ちいいと思ってもらえるのもうれしいものなんだなあと初めて思った。
「〇〇ちゃんからキスして?」
と言われ、人生初、そして最後になるであろう自分からのキスをすることになった。
もう舌まで入れられていたので恥ずかしさはなかった。
座っていても背が大きいので思いっきり首を傾けてくれていたこともあり、キスをしているときには顔がほとんど見えず助かった。
唇だけを視線にとらえて自分から軽いキスをすると
「今のキュンとした♪」
と言われた。
当たり前だが彼は処女の何万キロも先を歩いている。
そして部屋を暗くしてもらい、
「恥ずかしいだろうから俺が先に脱ぐね」
と言われシャワーに行った。
…そうかイケメンのチンが見れるのか
と気づき、あっという間に私の服も脱がされ始めていた。
「自分で脱ぐ」と少し抵抗してみたが当然のごとくパンツまで脱がされた。
…おりものシートつけっぱなしでごめん
自分で脱ぐつもりだったから…
脱いだものは全て綺麗に畳まれカゴの中に収められた。
そしてシャワーで足元の床を温めてから誘導してくれる親切設計だ。
前回もそうだがセラピストは
「そんな事まで!?」ということもしてくれる。
歯ブラシに歯磨き粉をつけてくれるし、立ち上がる時には手を取ってくれるし、寒い?暑い?と何度も確認してくれる。
これに慣れてしまうと1人では何も出来ない身体になってしまいそうだなと思った
そこまででなくても何もしてくれない一般男性にがっかりしまうことは有りそうだ。
ボディータオルでガシャガシャと洗われるのかと思っていたが、手で全身を丁寧に洗われた。
とてもくすぐったい上、どこを見たらいいか何をしたらいいかまるでわからない。
下を向いていたらSさんのチンが目に入った。
…おそらくふにゃふにゃではない。
少し立ち上がっていた気がする。
興味はあるのでいつか触らせてもらおうか。
どう触るとどうなるのか教えてもらおうか。
そうなったら処女COは必要だなあと何となく考えていた。
やたらとお腹にキスをされたり、手でしっかり股間まで洗われ、身体を拭いてもらって至れり尽くせりで風呂を出た。
「俺ちょっと軽くシャワー浴びてくるから待っててね♪」
と言われ私だけがピカピカにしてもらって申し訳ないなと思いつつソファで待っていた。
Sさんは風呂から出た途端、間を作らせまいと私に話しかけ続ける。
「自分はもともと人見知りだし今も緊張している」と言っていたがあながち嘘ではなく、必死で頑張っているようにも感じられた。
ペラペラしゃべり続けながらしれっと隣に座られ距離を詰められ、気づけばまたキスの距離だった。
そしてキスをしてから手を取ってベッドに連れていってくれた。
前回と同じく性感マッサージまでは雑談をしながら指圧、オイルマッサージをしてもらう。
ここまで私がほとんど敬語だったため、
「敬語やめてね~?」
「敬語使ったら意地悪しちゃうよ~?」
「今までの分だと(意地悪されすぎて)死んじゃうよ~?笑」
と言われた。
なるほどこれがSか。
(この時も私はドゥフドゥフしていた)
その後も
「ピクってするのかわいい♪」
「まだ舐めてあげな~い♪」
等の言葉責めを受けながらマッサージされた。
そして耳を舐められたが
明らかに違う
上手い。
さすがは人気セラピストである。
初めて足の指をべろんべろんに舐められ吸われ、
耳元で「ア〇ル舐めていい?」と囁かれぐでんぐでんになった。
ク〇ニも犬くんより上手く、指を入れながらされている時に軽く達した。
無意識にSさんの腕をぎゅっと掴んでいた。
しかしやはり自分でしかしたことがない私には少し刺激が強く感じた。
自分で強めに刺激する練習でも始めた方がいいだろうか。
時間が来たのかSさんは横に寝っ転がり(腕枕ではなかった)、
「ごめんね、イケなかったよね?」
と言われた。
私が声を抑えすぎたのと派手にイったわけではないので気づかなかったらしい。
Sさんは股間を(股間を)責めている時にも長い間手を握っていてくれたり、乳首を触ったりしてくれていた所がうれしかった。
刺激強すぎるなと感じた時もそのおかげで虚無らずに済んだ。
「夢中で舐めすぎちゃった♪」
「お風呂行こっか♪」
と立ち上がると
「奥狭いって言われない?」
処女「しまった…バレたか…?どっちが正解だ?」
「言われ...ないかなあ😅😅😅」
「狭かったあ?🥺」
確かに腰浮かしてと言われ奥まで突っ込まれた時、痛くは無かったが「なんだこれ?」という気持ちいいとは違う感覚があった。
指や初心者向けバイブで慣らしているつもりでも奥までは触れていなかったらしい。
その後改めて自分で触ってみたが、第二関節くらいまででイけるので奥まで突っ込んだことがほぼ皆無だった。
結論を言うとおそらく
処女はバレる
と言っても過言ではないようだ。
その後、服を着てソファでハグとキス、ドアを開ける直前にキス、そして俗に言うエレチューをされた。
Sくん側の手で伝票を持っていたにも関わらず気づけば手も触られていた。
処女がこれだけの施しを受けると、聞いているだけでメロメロ(死語)になってしまいそうだが、私の理性はまたしても強固であった。
エレベーターが開く直前までキスをされていたのが恥ずかしく、チーンと到着音がなった瞬間に無意識に目を開けて離れるよう訴えかけていた。
(ラブホのエレベーターは昇り降り完全に別機なので見られる可能性はほぼ皆無である)
そしてまたしても手を繋いで駅まで送ってもらった。処女も2回目となると繋ぎ方は学習されてきた。
正面から人が歩いてくる中、手が冷たいからとたくさんサワサワして温めてもらったが、こんなイチャつきあげた男女が正面から歩いてきたら私なら脳内でドロップキックを食らわす。
犬くんは入口で解散だったが、Sさんは階段を降り改札の前まで送ってくれた。
そしてお礼を言い改札の中に入り
もしかして、と振り返るとまだSさんは見守ってくれていて、遠距離で手を振って別れた。
次回
総括!